シーリング工事

住まいを雨漏り、水漏れから防ぐ防水の要！シーリング工事

シーリング工事へのこだわり

1.プライマーはきっちり塗る！

プライマーとは、シーリング材と壁面との接着性を高めるための下地処理剤です（接着剤と思ってもらって構いません）。
職人を始めた頃は、プライマーを塗らないとシーリングする意味がないからな！と先輩職人に何度も言われたものです。
とても地味ではありますが、このプライマーをきっちり塗らないと、シーリングの十分な耐久性は引き出せません！
こういう当たり前のところに妥協しないことが、防水工事の一番大切なことなのです。

2.木造住宅は2面接着が基本！

木造住宅は、夏の暑さや冬の寒さで多少伸び縮みします。ですので、木造住宅の場合は多少の可動性がある2面接着を基本としています。
しかし、ビルやコンクリート造の建物などは伸縮が少なくなることから、3面接着にすることが多いです（構造により、木造住宅でも3面接着する場合があります）。
この辺は、外壁塗装や屋根工事などをする際にここまで説明する業者は少ないと思いますが、雨漏りを防ぎ十分な耐久性を引き出すためには非常に重要なポイントです。

3.シーリングは打ち直しが基本！

塗装工事をご検討の際、業者から提出されたお見積書のシーリングの箇所が増し打ちになっていたら、要注意です。
長年防水工事を施工してきて、増し打ちほど意味がないものはないと思っています。図を見ていただければわかりますが、増し打ちだと新しいシーリング材の量も少ないですし、当然劣化もその分早くなります。また、古いコーキングから剥がれてきて、早期剥離の原因にもなります。
シーリングは家の雨漏りを防ぐ重要な部分です。多少コストがかかっても、打ち直しを選択するようにしましょう。

シーリングのはがれ、ひび割れにオートンイクシードがオススメ

オートンイクシードというのは、オート化学工業という会社が販売している、通常のものよりも性能がいいシーリング材です。

当店では、シーリングにひび割れやはがれがあって、補修が必要な状態である場合、オートンイクシードを使っての打ち替えをオススメしています！

オートンイクシードがオススメな理由①

30年相当の高耐久

1つ目の理由は「30年相当の高耐久」であることです。

少し難しい話になってしまうのですが・・・通常のシーリング材には、柔らかくするために「可塑剤（かそざい）」というものが含まれています。

この可塑剤は、時が経つにつれて抜けていってしまうもので、柔らかくする成分がなくなったシーリング材はかたくなり、ひび割れが発生しやすくなります。

お肌のお手入れでいう化粧水や乳液のようなものですね、何もしないと肌がカサカサで突っ張ってしまうように、シーリング材においても柔らかくする成分が必要なのです。

厳しい試験に耐えて「30年相当」を突破する性能をもっていることがわかっていて、とても凄いシーリング材です。

オートンイクシードがオススメな理由②

高い防水性能

2つ目は「高い防水性能」があることです。

外壁材同士や窓枠との隙間を埋めているシーリング材が雨水の浸入を防ぎ続けるためには、外壁材や窓枠の動きに合わせて伸びたり縮んだりする力が必要になります。

「え、外壁材が生きてるわけないでしょ！？」と思った方がいるかもしれませんね。生きて動いているわけではありませんが、私たちが見えないところで、強風や電車の音の振動などで建物は揺れることがあるのです。

地震の時と同じようなことが日常的にも起きている、ということになりますね。

そして、そんな外壁材などの動き・振動に対応する力がオートンイクシードにはあります。

外の環境において、伸ばしたり縮めたりするような試験を何度もおこない、通常のシーリング材よりも、対応する力のレベルが高いことがわかっています。

大事なお住まいを雨漏りから守ってくれる力があるのは、とても心強いです！

オートンイクシードがオススメな理由③

コスパがいい

3つ目は「コスパがいい」ことです。

通常のシーリング材の耐久年数は10年程なので、オートンイクシードは3倍の耐久年数になります。

外壁塗装に使う塗料を、同じく耐久年数の長いものを選べば、外壁のメンテナンスの回数を減らすことができ、かなりの節約が可能です。

シーリングの補修は、屋根付近や2階など高い所での作業が必要になるため、足場をかける必要があります。

一般的な30坪程度の住宅であれば、足場代が15〜20万円ほどかかるので、1回補修回数を減らせれば、15〜20万円をまるっと節約できることになりますよね！