屋上や施設の防水工事

群馬県全域・埼玉県北部で
防水工事をお考えのご担当者様へ
屋上・床・設備、建物全体の
防水を一括サポート

屋上防水施工前
屋上防水施工後

大型建物の防水工事を数多く
手がけています

工場や倉庫、医療施設など大型建物では、屋上やバルコニー、立ち上がり部分の防水性能が建物寿命を大きく左右します。
当社では建物の立地や使用環境、劣化状況に応じて最適な防水工事を選定・施工いたします。
実績で培った見識で、長期的な耐久性のある防水工事を行っています。

ウレタン塗膜防水

液状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を形成する工法です。
複雑な形状や立ち上がりにも継ぎ目なく施工できるため改修現場に広く使われています。

シート防水(塩ビシート・ゴムシート)

シート状の防水材を下地に密着・固定する工法です。耐久性があり、平らな屋上・屋根に適しています。ウレタン塗膜防水よりコストを抑えられる場合があります。

FRP防水

ガラスマットに樹脂を含浸・硬化させる工法です。
強度と耐摩耗性が非常に高く、歩行や機械の出入りがある箇所にも使用可能です。

アスファルト防水

アスファルトを加熱溶融しながら防水層を積層する工法です。耐用年数が長く、強度も優れているため、大型施設の屋上改修でも採用されています。

シーリング工事

外壁の目地やサッシ周り、屋上の取り合い部分などの隙間をシーリング材で充填し、防水・気密性を確保します。雨水や外気の侵入を防ぎ、建物の劣化を抑えます。

長尺シート

長尺シートは塩ビ系の床材で、廊下やベランダなどの床に使われる防水性のある仕上げ材です。
滑りにくく、耐久性があります。

ウレタン塗膜防水
  • 継ぎ目のない美しい仕上がりで、大型建物でもムラの少ない防水層を形成できる
  • 弾力性があり、下地の微細な動きや温度変化に追従しやすい
  • 施工場所の形状や複雑な立ち上がり部にも柔軟に対応できる
  • トップコートの塗り替えで防水性能を長期維持可能(目安:5〜6年ごと)
  • 既存層を撤去せずに「塗り重ね」が可能で、改修時のコストを抑えられる

ウレタン防水は
下地の状態などに応じて、
2種類の工法から選定します

ウレタン塗膜防水密着工法

既存の下地に直接ウレタン塗膜を塗布する工法です。傷みが少ない下地や、既存防水がウレタンで施工されている場合に適しており、コストを抑えて施工できるのが特長です。また、液状の材料を塗布するため、複雑な形状や細かい部分にも高い密着性を発揮します。

ウレタン塗膜防水通気緩衝工法

下地と防水層の間に「通気緩衝シート」を挟むことで、下地に残った水分や湿気を逃がしながら防水層を形成する工法です。下地の劣化が進んでいるケースや、雨漏りリスクの高い屋上に有効です。初期コストはやや高くなりますが、長期的な安心感を重視する場合に選ばれています。

ウレタン塗膜防水工事で
妥協しない
マチダ建創の取り組み

  • 施工品質を左右するため、現地調査で下地の状態を的確に確認し、最適な工法を選定します。
  • 材料は現場で撹拌するため、配合や温度管理などを徹底し、均一な仕上がりを確保します。
  • 施工中は特有のにおいが発生するため、当社で近隣の方への事前説明や必要な配慮を行います。
  • トップコートは防水層を紫外線や雨から守る重要な保護材です。定期的な塗り替えをご提案し、防水性能を長期間維持します。
シート防水(塩ビシート・ゴムシート)
  • 広い面積ほどコストパフォーマンスが高い
  • シートは工場生産品のため、材料の品質にばらつきが出にくい
  • 防水層が一層で済むため、他の防水工法と比べて工期を抑えられます
  • 既存防水層の撤去が不要な場合がある

    (状態に応じて既存シート防水の上から重ね張りで改修可能)

シート防水は下地の状態や
求める耐久性に応じて、
2種類の工法から選定します。

シート防水(塩ビシート・ゴムシート)接着工法

接着剤で防水シートを下地に強固に密着させる工法です。プライマーを塗布して下地を整え、接着剤を均一に塗布した上から防水シートを張り付けていきます。下地の状態が良好であれば施工可能で、風圧に強く、仕上がりも美しくなります。シートのジョイント部は、専用の温風機を用いてしっかりと一体化させます。

シート防水(塩ビシート・ゴムシート)機械固定工法

金具などで機械的に固定する方法です。下地の傷みが大きい場合でも対応可能です。接着剤を使わないため、下地処理費用を抑えられる場合があります。固定方法が適切でないと風圧でシートが浮いてしまうリスクがあるため、十分な施工実績のある業者が必要です。

シート防水工事で
妥協しない
マチダ建創の取り組み

シート防水は「平滑な屋上ならどこでも簡単にできる」と思われがちですが、実際は建物ごとの条件に応じた入念な計画が欠かせません。
当店では、下記の点に特にこだわっています。

  • 入念な現地調査・下地確認
    下地の平滑性や強度を正しく確認し、工法の選定や改修範囲を明確化します。
  • 丁寧な納まり設計
    シートの重ね部分や立ち上がりの納まりが防水性能を左右します。
  • 適切な固定方法の選定
    風圧・建物の高さを考慮し、シートが浮きや剥がれを起こさない設計・施工を行います。
  • 近隣・入居者様への配慮
    施工中の騒音・振動が発生する場合は事前に周知し、安心して工事をお任せいただけるように進めます。
FRP防水
  • 耐水性・耐薬品性・耐久性に優れている
  • 軽量で木造建物にも適している
  • 乾燥が早く工期が短い(2〜5日程度)
  • 防水層が硬くて丈夫
  • 美しい仕上がりでカラーも選べる
  • トップコートの塗り替えで防水性能を長期維持可能(目安:5〜6年ごと)

施工方法

  • 下地を清掃・補修し、プライマー(下塗り材)を塗布
  • ガラスマットを貼り付け、ポリエステル樹脂をしみこませ硬化
  • 必要層数を積層(1プライまたは2プライ)
  • トップコートを塗装して仕上げ
1層だけ施工する「1プライ工法」と
2層重ねる「2プライ工法」

2プライ工法は1プライよりコストが高めですが、そのぶん厚みと耐久性が増し、長期的に安心です。
見積書や契約書には、どちらの工法を採用するか必ず明記されているかを確認しましょう。
とくに仕様が書かれていない場合は、事前に業者へ質問することをおすすめします。
工事後に「思っていた仕様と違う」とならないよう、施工内容をしっかり把握しておくことがポイントです。

代表

FRP防水は強固な防水層を短期間で施工できるため、工期を抑えたい現場にも向いています

軽量で耐久性・耐薬品性・耐水性に優れ、幅広い建物に対応できる工法ですが、他の防水に比べてコストが高く、硬い層のため下地の動きに追従できず割れが生じやすい点は注意が必要です。
施工中は独特の臭気が発生するため、従業員様や入居者様への説明や対策についても配慮が必要です。紫外線による劣化を防ぐために、定期的なトップコートの再塗装も必要ですので、ご検討の際には詳しくご説明いたします。
用途や下地の状況、将来的なメンテナンスを考慮し、他工法との比較検討をした上でご提案いたします。

アスファルト防水
  • 耐久性が高く、適切なメンテナンスで20年超の寿命も
  • 雨風・紫外線などの外的要因に強く、長期的な防水性能を維持
  • 重ね貼りによる補修が可能で、改修時も対応しやすい
  • 厚みのある防水層で施工後の安定感がある

防水性能・耐久性ともに非常に高く、中~大規模の陸屋根建物(工場、倉庫、施設建築など)での採用が多くなっています。

施工方法(トーチ工法の場合)

  • 下地を清掃・補修し、プライマー(下塗り材)を塗布
  • 改質アスファルトシートなどの防水シートを配置する
  • シートの裏面をバーナーで加熱しながら下地に貼り付ける
  • トーチバーナーで溶融接着
  • 重ね合わせた部分をローラーで圧着する
  • (必要に応じて) 保護材を施工
代表

アスファルト防水は耐久性・防水性ともに非常に優れており、大型の工場や公共施設など長期利用を前提とする建物に多く採用されています。

施工には加熱作業が伴い、煙や臭いが出るので周辺への配慮が必要です。また工期が長めでコストも比較的高い分、仕上がりの安定性は抜群です。導入を検討する際は、工事実績が豊富で技術力の高い業者に依頼することをお勧めします。

シーリング工事

シーリングの果たす極めて重要な役割


シーリング(コーキング)は、外壁パネルや躯体の目地、サッシ周りなど、部材同士の取り合い部分からの漏水を防ぐ役割を担っています。
大規模な建物の場合、目地や接合部の長さが非常に長く、シーリングの劣化が雨漏り・内部腐食・設備への影響など深刻な被害につながります。
外装を確認し、シーリングにひび割れや剥離が見られる場合は、早めの改修をおすすめします。

こんな症状は要注意!
防水機能が低下しているサインです
シーリングの剥離

シーリングの剥離

外壁からシーリングが剥がれ、隙間が生じた状態です。雨水が侵入し、内部の躯体や仕上げ材を劣化させる原因となります。

シーリングのひび割れ

シーリングのひび割れ

一般的に、シーリング材の耐用年数は10年前後。目地にひびが生じている場合、劣化が進行しているサインです。

シーリングの肉やせ

シーリングの肉やせ

経年によりシーリング材が縮み、幅・高さともに厚みが減少してしまう現象です。すき間が生じて、防水性が損なわれます。

マチダ建創の
シーリング工事へのこだわり

プライマー塗布

プライマーは、シーリング材と施工面の密着性を高める下地処理剤です。
正しく塗らないと接着力が確保できず、早期の剥離を招きます。
当社では全ての工程でプライマーを適切に塗布し、シーリングの耐久性を最大限発揮させます。

2面接着と3面接着の違いを示した図

コンクリート造や鉄骨造などの大規模建物は、木造住宅に比べ構造の動きが少なく、3面接着(目地底を含め全面接着)を採用する場合が多いです。
これにより目地からの漏水リスクを低減し、高耐久性を実現します。
構造や目地形状により適切な施工方法を選択します。

増し打ちと打ち直しの違いを示した図

既存シーリングを全て撤去し、新しいシーリングを充填する「打ち直し」が基本です。「増し打ち」(既存シーリングの上に新たに充填する方法)は初期コストを抑えられますが、シーリング厚が確保できず耐用年数が大幅に短くなるため、当社では重要部位の増し打ちは推奨していません。
確実な防水性能を保つためにも「打ち直し」による施工をお勧めしています。

代表

塗装材や防水材の性能だけでなく、シーリングの品質・施工精度こそが長期的な防水保全の鍵を握ります。外装のメンテナンス計画を立てる際は、シーリング工事もあわせて検討することが、雨漏り・劣化の予防につながります。
当社では、シーリング材選びにもこだわっております。

大規模建物の防水に!30年の超寿命
シーリング材「オートンイクシード」
オートンイクシードの耐久性と耐候性を示した図

高稼働の現場でも、長期にわたり防水機能を維持します。工場や商業施設など、大きな建物の防水リスクを最小限に抑えるために「オートンイクシード」の採用を推奨しています。

長尺シート
  • 滑りにくく安全性が高いため、人の往来が多い場所に最適
  • 美観も向上し、建物の印象を損なわない
  • 下地に直貼りでき、比較的工期が短く施工もスムーズ
  • 専用接着剤と溶着で継ぎ目処理を行い、安定した防水性能を確保可能

歩行頻度が高い共用部や外廊下などに向いており、防水性に加え、防滑・意匠性・耐久性を兼ね備えた仕上げとして幅広く利用されています。

群馬県全域・埼玉県北部で
屋上・床の防水工事をご検討中のご担当者様必見
防水工事の業者選び3つの
要注意ポイント

防水工事は見積書だけでは品質を判断できません

POINT 
「前回工事の仕様」を
調査・説明してくれるか?

お客様への説明

防水工事は既存防水層の上に新しい層を重ねるケースが大半です。
前回の工法や使用材料を調べずに工事を進めると、防水層同士の相性不良で早期の浮き・剥がれ・雨漏りが起きます。

依頼前の確認ポイント

  • 業者が過去の防水仕様をどう確認するか(資料・現地サンプル採取)
  • 見積書や説明資料に「既存防水層の状況・リスク」が明記されているか

POINT 
「排水・勾配・下地処理」をどこまで調整するか説明があるか?

屋上の防水層

いくら高耐久の防水材を使っても、排水が滞る屋上では防水層の劣化が加速します。実際、工事後すぐに排水口まわりが膨れたり、滞水で雨漏りが発生する例も少なくありません。

依頼前の確認ポイント

  • 現地調査の際に排水経路や勾配測定をしているか
  • 見積もりに下地調整・排水改善の工事項目が含まれているか
  • 「工事後に水を流して確認する検査」を行うかどうか

POINT 
「立上りや取合い部の処理」を十分に説明してくれるか?

屋上防水施工風景

雨漏りは屋上の平面からではなく、立上り(屋上と壁が交わる垂直部分)や取り合い(配管など他の部材との接合部)から起きることが多いです。ここを適当に処理すると、数年で防水端部から浸水が始まります。

依頼前の確認ポイント

  • 立上りの防水の高さやシーリングの具体的な施工方法を説明しているか
  • 図面や写真で取合い部の仕上げ方法を示してくれるか
  • 質問に対し「うちはいつもこのやり方だから」と曖昧な返事をしないか

マチダ建創が選ばれる
3つの理由

塗装している様子

下請け業者に任せない一貫体制だから、仕上がりや対応にバラつきがありません。技術力に自信があります。

現地調査

一級塗装技能士が現地調査にお伺いし、劣化状況や現状の素材を把握したうえで、最適な改修方法をご提案します。

安全対策や清掃対応

安全対策や清掃にも細やかに対応し、常に安心して工事をお任せいただける環境づくりを心がけています。

メンテナンスは同時施工で
稼働停止を最小限に

建物メンテナンスの最適解!
一括施工がもたらす4つの効果
  • 人件費・足場代・管理コストも節約

    → 外壁塗装と屋根塗装など高所の工事を同時に施工すると足場代が1回分で済みます。その他の工事に関しても、工事管理や搬入・片付けなどの人件費も一度で済むため、トータルの経費を抑えられます。
  • 工期の短縮・稼働停止の回数を減らせる
    → 部分施工を何度も繰り返すより、一括工事でスケジュールを効率化。操業や営業への影響を最小限に抑えられます。
  • 建物の保護性能が一気にアップ
    → 床・外壁・屋根を同じタイミングで整えることで、全体の防水・防錆・耐久性が向上し、建物全体の劣化を遅らせられます。
  • 補助金や助成金を活用できる場合も
    → 同時施工の内容によっては、国や自治体の支援制度が利用できるケースもあります。申請サポートも承りますのでご相談ください。